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2019.07.24 Wednesday

展覧会開催のご案内


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福津宣人

PATTERNS 〜模様〜


2019年8月23日(金)- 9月4日(水)11:00-20:00 最終日のみ18:00まで


「あらゆるものは模様のようなもの」との定義に基づき、パターン・ペインティングという絵画様式で優れた創作を続けている、福津宣人氏。絵筆で塗り作る細かいパターン文様をマトリックスとしながら、彼の眼に映る風景や人物を描いています。その方法論は一見遠回りな描画法に見えますが、描写対象の「具体」と、パターンという「抽象」の間にある無限の広がりへと見る者を手招きするような、不思議な感動に満ちています。


その絵画思想やプロセスへの取り組みは、絵画を超えた分野との親和力も強く、数多くの建築家たちとの盛んなコラボレーションも、彼の資質の一部を表しています。2016年には、増改築された春日大社国宝殿において、照明デザイナー岡安泉氏とともに常設インスタレーションを手がけたことでも話題となりました。


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”1111 0715 2019”


本展は、福津氏が約2年ぶりに開く個展です。筆やペインティングナイフを使い、雪の結晶の生成のように六角形の対角線を結ぶ手の動きだけで描く「パターンストローク」シリーズは高い評価を得ていますが、本展では最近、彼が集中的に取り組んで注目を集めているドロッピング手法によって描かれた”ドロップシリーズ”を初めて一堂に集め紹介いたします。彼の網膜と結びついた指先の動き、スプーンからキャンバスに落とされる絵の具の雫(しずく)が偶発的に生み出す溜まりや光沢、色彩の混交、時間の力を援用して作り出されるレリーフのような表層が比類のない立体的色彩美を生み出しています。旅の間に訪れた世界の様々な場所で目にし心に留まった実在の風景を描いた新シリーズと、その景色を描くために新しく生み出された様々な模様の絵画作品、約30点を展示・販売いたします。また、本展を記念したオリジナルTシャツも紹介・販売いたします。


会場:トーキョー カルチャート by ビームス
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-24-7-3F
TEL 03-3470-3251
https://www.beams.co.jp/tokyocultuart/


【アーティストトーク機
2019年8月23日(金)18:30〜19:00 入場無料・予約不要
福津宣人×遠藤治郎(建築家、デザイナー、アーティスト)


【アーティストトーク供
2019年8月31日(土)15:00〜16:00 入場無料・要予約
作品解説=福津宣人 ゲスト=菊地敦己(グラフィックデザイナー、アートディレクター)
要予約 : トーキョー カルチャート by ビームス(TEL.03-3470-3251)まで



福津宣人(ふくつのぶと)アーティスト


1969年、宮城県生まれ。東京都在住。映像クリエーターとして活動した後、画家の領域へと移行し、様々なパターンを使った独自の絵画様式を追究している。建築家とのコラボレーションを含む着想豊かなアプローチは海外各都市での展覧会でも注目を集める。近年の個展に「風景の距離」(2018年、nani)、「溶けていく模様」(2017年、GALLERY AL)がある。グループ展にも多数参加。2016年、春日大社国宝殿にて照明デザイナー岡安泉氏による常設インスタレーションの映像を監修。本年10月に、福永紙工「空気の器」アーティストシリーズからオリジナル作品を発売予定。


http://www.nobutofukutsu.com



※展示作品は全て販売いたします。
※最終日のみ18時までとなりますのでご注意ください。



施設の都合上、祝花の類いをお断りいたします。また、作品購入こそ創作活動への最良の支援になるという観点から、祝花や差し入れに代えて、作品のご購入をお勧めしています。ぜひご購入を通じてアーティストへ祝意と励ましをいただきますようお願いいたします。領収書はその場で発行できます。また、購入票によってご芳名とご厚意はアーティストへきちんとお知らせいたします。
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2019.05.21 Tuesday

展覧会開催のご案内


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西岡ペンシル

文字と文様 〜「あ」より「あい」〜


2019年6月28日(金)- 7月7日(日)12:00-19:00 最終日のみ18:00まで


カラフルな紙の衣装が印象的な「LUMINE THE BARGAIN」のグラフィック&動画、和様×ポップなパターンが効いた私立恵比寿中学のアートワークなどで注目を集める、西岡ペンシル氏。数多くの広告やロゴマークの制作で知られる彼は、京友禅悉皆屋の家に生まれたルーツを持ち、和様の美から受ける刺激をグラフィックデザインやアートへ積極的に活かしています。独自に創作した文様を定期的に個展で発表するなど、ユニークなコンセプトを背骨とする表現活動を通じてファンを連鎖的に増やしてきました。


本展は、西岡氏にとって約3年ぶりとなる個展です。タイトルの通り、今回はこれまでも制作し続けてきた文様作品だけでなく「文字」の深さに着目し、文字と文様を融合させた表現を試みます。そもそも文字は単なる記号ではなく、何かを伝えるための感情が常に宿っているもの。一方では文様も、意匠を超えて多様な含意を昇華させたアートになりうることは、これまでも彼が創作を通してアピールしてきた通りで、「文字と文様を構築することで、ある種のリリシズムを作り出すことができれば」と西岡氏は語ります。


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”LUMINE THE BARGAIN 2019”


本展で紹介される文字の作品はどれも、西岡氏オリジナルの「オルタナかな」によるもので、叙情性をともなった柔らかさを表現しています。木のブロックにひらがなを彫り、活字のように入れ替えることで生まれる文字作品は、ほとんどが新作や未公開作ばかり。その他、文様を和紙にプリントしたアートワークやドローイングなどを含め大小30点あまりを展示・販売いたします。また、「LUMINE THE BARGAIN」のために制作した紙衣装や、私立恵比寿中学の関連ビジュアルも展示する他、ハンカチ、浴衣などのオリジナル雑貨類も多数販売いたします。


会場:AL
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
TEL 03-5722-9799
http://www.al-tokyo.jp


【ギャラリートーク開催】
2019年6月28日(金)18:30〜19:00 入場無料
作品解説=西岡ペンシル 聞き手=岡田佐知子(「装苑」)



西岡ペンシル アートディレクター


1970年、京都市生まれ。金沢美術工芸大学卒業後、電通勤務を経て西岡ペンシルを設立。「Welcome! ほじょ犬」ロゴマークのデザインや、「LUMINE THE BARGAIN」の広告(’18、’19年)、「私立恵比寿中学 ファミえん 2018」の衣装など、幅広い分野で活動している。近年の個展に「文様あらも〜ど」(GALLERY SPEAK FOR、’15年)「文様、楽園へ。」(同、’16年)がある。


http://www.nishiokapencil.co.jp/



※会場の都合により祝花などは固くお断りいたします。
※最終日のみ18時までとなりますのでご注意ください。



施設の都合上、祝花の類いを一切お断りいたします。また、作品購入こそ創作活動への最良の支援になるという観点から、祝花や差し入れに代えて、作品のご購入をお勧めしています。1万円以内で買える作品やオリジナルアイテムもたくさんございますので、ぜひご購入を通じてアーティストへ祝意と励ましをいただきますようお願いいたします。領収書はその場で発行できます。また、購入票によってご芳名とご厚意はアーティストへきちんとお知らせいたします。
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2019.03.25 Monday

展覧会開催のご案内


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曄田依子

犬の系図


2019年4月26日(金)- 5月8日(水)12:00-19:00 最終日のみ18:00まで


「犬の系図」とは、曄田依子氏が一貫して追い求めているテーマです。描かれているのは、まるで獅子のような犬たち「獅子狛犬」。おもに透明水彩を用いて描かれるグラデーション豊かで繊細な愛情を感じる曄田氏の絵は、どれも伝統文様などと混交され、ミックスカルチャーによるズレや違和感の面白さが浮き立っています。「古代、信仰のため日本に呼ばれ、獅子から犬へと転じた狛犬に、愛玩犬の歴史や、それがぴったりと寄り添い続けてきた人の歴史との相関を見続けている」という彼女。犬を描きながら人間の本質を照射しようとする揺るぎないスタンスが表現されているのです。


定期的に作品シリーズを発表し、国内外のアートフェアやグループ展で高い評価を受ける一方で、書籍装画を多く手がけ童話の自著も上梓するなど、ユニークな応用美術的アクティビティも展開中。その他、自己テーマと絵画の特質を活かし住吉大社へ獅子舞頭の意匠を奉納するなど、アートのソーシャルなあり方にも目を向けています。


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”Came From The End”


本展は、曄田氏にとって東京では4年ぶりとなる本格的な新作展です。人間たちの鏡のようになって文化の血脈を表す犬への愛と、その過去の歴史への敬意がタイトルに込められています。また、本展のサブテーマとして据えられているのは「変身、変化」。改元のタイミングにあたり、海外からも称賛されている曄田流の獅子狛にまた変化を与えて拡張させ、「『祈り』の裏側や死生観、ハレとケ、常世と現世、祈りと呪いなどを描くことに挑戦したい」と言います。大小の絵画作品、約25点を展示・販売いたします。また、オリジナルスカーフやクッションカバー、ポーチ、ダルマなどの関連商品も合わせて紹介・販売いたします。


会場:AL
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
TEL 03-5722-9799
http://www.al-tokyo.jp


【ギャラリートーク開催】
2019年4月26日(金)18:30〜19:00 入場無料
作品解説=曄田依子 聞き手=かっぴー(漫画家)



曄田依子(ようだよりこ)画家 / イラストレーター


1980年、愛媛県生まれ。東京都在住。武蔵野美術大学油絵科卒業後、和紙に水彩、金泥や墨などを用いたミクストメディア作品を創作。日本を基としたアジアの伝統文化と現代の価値観との結び目をテーマとし国内外で活動中。2014年に個展「犬の系図」(GALLERY SPEAK FOR)を開催した。書籍装画も数多く手がける。漫画「左ききのエレン」 (原作・かっぴー、漫画・nifuni 、ジャンプコミックス)に劇中画を提供。著書に「繕い屋の娘カヤ」(岩崎書店)がある。住吉大社御祓講獅子意匠預。


http://yoriquo.com



※展示作品は全て販売いたします。
※会場の都合により祝花などは固くお断りいたします。
※最終日のみ18時までとなりますのでご注意ください。



施設の都合上、祝花の類いを一切お断りいたします。また、作品購入こそ創作活動への最良の支援になるという観点から、祝花や差し入れに代えて、作品のご購入をお勧めしています。1万円以内で買える作品やオリジナルアイテムもたくさんございますので、ぜひご購入を通じてアーティストへ祝意と励ましをいただきますようお願いいたします。領収書はその場で発行できます。また、購入票によってご芳名とご厚意はアーティストへきちんとお知らせいたします。
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2019.02.13 Wednesday

展覧会開催のご案内


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絵になる仙台四郎


2019年2月26日(火)- 3月3日(日)10:00-19:00 日曜のみ17:00まで


仙台市や宮城商圏で、古くから商売繁盛の福の神として知られている「仙台四郎」。彼は1855年生まれという説が有力ですから、2020年で生誕165年。「四郎が訪れる店は繁盛する」と明治期に噂が広まり、その死没後も写真によって偶像化が進みました。仙台四郎が明治の頃に撮られた肖像写真だけで広く信仰のように出回っている現象は、この地方の風土や歴史を考えるうえで、時代を問わず常に興味深く、ごく当たり前のようにこの地方の店や家々だけに飾られている光景は、東北に来た多数の震災ボランティアたちによって目撃されて、他の地方にも認識が広まっています。


そこで、仙台四郎をモチーフに様々なアーティスト / イラストレーターたちが新作を描き下ろすという本展を企画いたしました。商売繁盛を願うお店では、写真を掲げるのが基本作法ですが、この伝統的な図像の多様なバージョンがあっていいのではないかと考えます。古ぼけた写真は現代の建築空間に合わないことも多く、伝統的な構図を守りつつも、雛人形に「変わり雛」があるように、様々な描画・手法の絵による四郎をもっと見てみたいものです。


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白根ゆたんぽ 「仙台四郎 1」


本展では、その考えに共鳴する作家たちが制作した作品を展示・販売いたします。仙台在住の作家たちと、東京の「GALLERY SPEAK FOR」で展示経験のある作家たちを中心にした16名による約50点の平面や立体作品。その中からお客様それぞれが、心境に合う四郎、部屋に飾りたいと思える四郎と出会っていただける好機になることでしょう。


会場:晩翠画廊
〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町1-8-14 仙台第2協立ビル1階
TEL 022-713-6230
https://www.bansui-gallery.com


【参加アーティスト】
赤池完介 / 石橋康宏 / 越後しの / 落合香木 / 菅野麻衣子 / 木村 良 / 黒田愛里 / 佐々木洋子 / 白根ゆたんぽ / しょうじこずえ / 竹馬紀美子 / 坪島美里 / 星野勝之 / 宮島えりか / 村上 萌 / 吉原かおり(メイン画像は、宮島えりか「彼の通りたる小道 花が咲く(鈴蘭)」)


※展示作品は全て販売いたします。
※最終日は17時で閉廊となりますのでご注意ください。

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2019.02.01 Friday

展覧会開催のご案内


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伊島 薫

あぶな絵 : 針と糸、そしてけむり


2019年2月2日(土)- 3月3日(日)14:00-20:00 会期中無休


女優に黒いストッキングを被せて「変顔」を連写のように撮影した「新美人論1」、女優やモデル、ミュージシャンらに有名ブランドをまとわせ「死」の光景を撮影した「死体シリーズ」。そして、女性の身体のディテールまで超高画質のカメラ機材で迫り、左右約10メートルの大作に仕上げた「あなたは美しい」など、伊島薫氏のアートワークは国内外で常に異端視されてきたものばかりです。「あぶな絵」もその名のとおり、見るものを困惑させるような危険な妄想を具現化した世界であり、彼の真骨頂ともいえる作品です。女性のきめ細かで成熟した柔肌の表面と構図を写し取ったヌード写真群でありながら、奇妙なことに、それらには無数の針と糸と灸が絡んでいます。数えきれないほどの針が全身に突き立っている。あるいは、テグス糸が顔、乳房や尻、四肢まできつく締めつけている。熱い灸が全身にトゲトゲしく盛られ煙をふわりと舞い上がらせている−−。単純なエロティシズムの世界ではありせん。視点を変えれば、皮膚に針と糸、煙をまとっただけのファッション写真シリーズともいえる、不思議な構想のもとに生まれた図像です。


この「あぶな絵」のシリーズ19枚は、長くオクラ入りになっていた”幻の作品”でした。ある新創刊男性誌から依頼された連載グラビアページ企画が、「過激」だとして書店流通を拒否され打ち切りとなりました。その事件のおかげで、見る側の感性への強い訴えかけができた、と確信した伊島氏は、長い間このシリーズ発表の機会をうかがっていたといいます。転機となったのは、老舗の壁材メーカーのオーナーが伊島氏と「あぶな絵」に惚れ込み、斬新な印刷手法を提案してくれたこと。それは、建築物で使用する塗り壁用のざらざらした素材に工業用インクジェットプリントで吹き付けるというもので、長辺約120センチの大きな画面で制作しても、表面のザラザラした感触が、逆に写真の肌の透明感を引き立たせ、ヒリヒリした先鋭的なイメージを柔らかく中和させつつ、伊島氏の意図をより受け入れられやすくする手法になりました。


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完成した「あぶな絵」ファーストエディションは、2018年9月に京都市・二条のオルタナティブスペース「京都場」で初公開され、まるで豪華な襖絵のような絶景として高い評価を集めたのです。本展は、その内容をいよいよ東京で披露するもの。日本写真界の異端である伊島氏でしかできない着想と、それを刷る支持体のユニークさが掛け合わされた、全く新しいジャンルのフェティッシュ・アートワークをじっくりとご鑑賞いただける機会となるでしょう。


会場:目黒場
〒153-0063 東京都目黒区目黒1-23-15-3F
TEL 090-8343-6226
企画 : 京都場(一般社団法人 京都二条国際文化芸術交流会)
http://kyoto-ba.jp


【ギャラリートーク(1)】
2019年2月16日(土)19:00〜 入場料=¥1,000(ワンドリンク付・予約不要)
出演=安齋 肇、三浦憲治、月船さらら、伊島 薫


【ギャラリートーク(2)】
2019年2月21日(木)19:00〜 入場料=¥1,000(ワンドリンク付・予約不要)
出演=山田五郎、伊島 薫



伊島 薫(いじまかおる)アーティスト


1954年、京都生まれ。80年代から東京を拠点として、広告写真やファッション写真の分野で活躍を続けつつ、作品制作を精力的に行う。おもな写真集に「新美人論偽妖腓れん」「眠る 松雪泰子」「最後に見た風景」など。1994年からは自ら編集長となり雑誌「zyappu」を発行した。99年より欧米で個展、グループ展での作品発表が相次ぎ、各地の美術館、ギャラリーで高い評価を受けている。



※展示作品は全て販売いたします。
※会場の都合により祝花などは固くお断りいたします。

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