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2024.03.13 Wednesday

展覧会開催のご案内



生熊奈央・石川真衣・riya

DOG STORIES 2


2024年4月19日(金)- 27日(土)12:00-19:00 最終日のみ18:00まで


本展は、プライベートのみならず創作にも愛犬の存在から大きな影響を受けていると自認する3人のアーティストによって企画されました。「犬と人が出会う物語」をテーマとし、偶然の出会いや巡り合わせを感じる出会いなど、様々な形で始まるストーリーを表現します。第1回展(22年)での好評を受け、再び開催するものです。


それぞれが得意とする技法でのアプローチも大きな見どころ。異界の風景をテーマにした濃厚な銅版画で人気が高い生熊氏、少女劇画とも言える世界観を繊細なリトグラフなどで表現する石川氏、森羅万象の神秘を感じさせる多重的な切り絵技法で知られるriya氏。手法は全く三者三様ですが、愛犬がSNSなどにも多く登場して、アートワークの重要な一部を担うこともあり「人間の最良の友は犬」をリアルに実践している点で共通しています。


3人にはこの2年の間に様々な変化があり、本展はそれらを経た現在形の表明になります。22年から銅版画の他に陶芸による創作も始めた生熊氏は、愛犬から抜け落ちた乳歯や髭なども大切に保管できる陶製の小箱など立体作品も展示します。昨年、愛犬を亡くした石川氏は別れをテーマにした新作を通して愛犬との絆とその先にあるものを表現。また、riya氏は第1回展より賑やかに、犬を愛する方々との共鳴を深く楽しめる作品構成を目指します。


各作家合わせ大小の近作50点余りを展示・販売いたします。また、オリジナルのマグカップやTシャツ、トートバッグ、キーホルダーなども多数紹介・販売いたします。さらに初めての試みとして似顔絵イベントも開催いたします。


会場:AL
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
TEL 03-5722-9799
http://www.al-tokyo.jp


[ECサイト]
会場と同内容の作品を期間限定オンラインショップでも公開します。
4月20日から受注スタート予定。
https://speakfor.thebase.in


[ギャラリートーク開催]
2024年4月20日(土) 17:30〜18:00 入場無料
作品解説=生熊奈央、riya


[犬似顔絵イベント]
4月20日(土)・21日(日)に実施予定。詳細はHPにて後日お知らせいたします。



生熊奈央(いくま なお)アーティスト


1988年、静岡県生まれ。2013年、多摩美術大学大学院修了。大学在学中からのホラー漫画執筆活動を経てアーティストに。銅版画のエッチング技法を用いて、ひとつの画面に怪奇漫画を圧縮したような異界の風景を描く。最近の個展に「遺物奇譚」(2023年、不忍画廊)。第81回日本版画協会版画展 新人賞(立川賞)など受賞多数。愛犬はビーグル。


https://ikumanao.tumblr.com


石川真衣(いしかわ まい)版画家


1988年、埼玉県生まれ。多摩美術大学大学院修了。在学中よりスケールの大きな版画で評価を高め、第33回大学版画展(2010年)にて町田市国際版画美術館収蔵賞を受賞。最近の個展に「Dance Macabre」(2022年、恵比寿・AL)。「あらいぐまラスカル」とのコラボシリーズ、アパレルブランド「A.li.E」など企業や商品へのアートワーク提供も多い。


http://ishikawamai.com


riya(りや)切り絵作家


1985年、米国シカゴ生まれ。多摩美術大学でテキスタイルを学び、卒業後の2009年より本格的に切り絵での創作を開始。エコロジカルな視点を独自に昇華した世界観が好評を集める。最近の個展に「Holy Creatures」(2022年、大阪・chignitta)。「VOGUE」誌でのイラスト連載、atreやLUMINE新宿、藤井大丸など商業施設へのアートワーク提供も話題に。愛犬は狼犬。


http://riyaweb.com/



※展示作品は全て販売いたします。
※会場の都合により祝花などは固くお断りいたします。
※最終日のみ18時までとなりますのでご注意ください。



施設の都合上、祝花の類いをお断りいたします。また、作品購入こそ創作活動への最良の支援になるという観点から、祝花や差し入れに代えて、作品のご購入をお勧めしています。ぜひご購入を通じてアーティストへ祝意と励ましをいただきますようお願いいたします。領収書はその場で発行できます。また、購入票によってご芳名とご厚意はアーティストへきちんとお知らせいたします。
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2023.09.11 Monday

展覧会開催のご案内


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村田夏佳

遠吠え


2023年10月17日(火)- 25日(水)12:00-19:00 最終日のみ18:00まで


動物や生き物を題材にファンタジックな水彩画を発表し続けている村田夏佳氏。絵本のワンシーンを思わせる場面構想力は、透明水彩の独特な滲みとマスキング技法とを駆使することで、より洗練された境地に達しています。動物イラストレーションの王道を承けつつ、自然の陰りや発光感まで豊かに表現できる余白の巧みな使い方が印象的。可愛らしいだけではなく、食べ物と動物との組み合わせも試みるなど、意表を突くシュールな着想にも特徴があります。


長く家族のように接してきた柴犬は、特に彼女にとって重要なモチーフです。特徴的な動きやベストなアングルを熟知した愛情あふれる描画は、季刊誌「Shi-Ba【シーバ】」内での長期連載でも発表し続けており、ステーショナリーやカレンダー、カードなど絵を使った商品も好評を博し、熱心に支持するファンが増えています。


本展は、7年ぶりにGALLERY SPEAK FOR企画として行う村田氏の新作展です。家庭犬のイメージが強い柴犬も、実は犬種の中ではオオカミに近い遺伝子を持ち、ふとしたことに反応して遠吠えをすることがあります。タイトル「遠吠え」には、ただ形や仕草だけを描くのではなく、本来備えているDNAまでを愛でる気持ちを込め、さらには「動物たちを通して、内側にある気持ちを伝えたいと願うように変わった」という村田氏自身の成長の表明を重ねました。


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「おいしいおいしいかくれんぼ」


透明水彩と顔彩による大小の近作、約35点を展示・販売いたします。また、初めての絵本「おいしいおいしいかくれんぼ」の他、2024年版カレンダー「しばいぬとおべんとう」やスケジュール帳など、人気コラボ商品、関連雑貨類を紹介・販売いたします。


会場:AL
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
TEL 03-5722-9799


【ギャラリートーク開催】
2023年10月17日(火)18:30〜19:00 入場無料
作品解説=村田夏佳 聞き手=打木 歩(「Shi-Ba【シーバ】」編集長)



村田夏佳(むらたなつか)アーティスト


1990年、茨城県生まれ。東京工芸大学芸術学部デザイン学科を卒業後、本格的に創作活動を開始。柴犬や動物をモチーフとする水彩絵画で定評を得る。雑誌「Shi-Ba【シーバ】」(辰巳出版)で連載中。LOFTのしばいぬステーショナリー、ハゴロモ企画のしばいぬカレンダーも定例化。各地のクリエイターイベントなどへ積極的に参加している。2021年、ジクレー版画作品「いぬたちの森」「ねこたちの森」を発表。最近の個展に「しばいぬとパン」(’22年、銀座ロフトFEWMANY)。’23年、初めての自著絵本「おいしいおいしいかくれんぼ」(アリス館)を上梓した。




※展示作品は全て販売いたします。
※会場の都合により祝花などは固くお断りいたします。
※最終日のみ18時までとなりますのでご注意ください。



施設の都合上、祝花の類いを一切お断りいたします。また、作品購入こそ創作活動への最良の支援になるという観点から、祝花や差し入れに代えて、作品のご購入をお勧めしています。1万円以内で買える作品やオリジナルアイテムもたくさんございますので、ぜひご購入を通じてアーティストへ祝意と励ましをいただきますようお願いいたします。領収書はその場で発行できます。また、購入票によってご芳名とご厚意はアーティストへきちんとお知らせいたします。
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2022.11.02 Wednesday

展覧会開催のご案内


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菅野麻衣子

SATURDAYS


2022年12月1日(木)- 11日(日)12:00-19:00 最終日のみ18:00まで


少女たちをメインモチーフにしながら、自身の日常と「ありえる日常」との間に横たわる情景を、巧妙な技術と意表をつく構想で表現し続けている、菅野麻衣子氏。2021年には民話の里として知られる岩手県遠野市に移住し、その地に数多く残る伝承もテーマに採り入れながら、創作活動を一層独特な境地へと成熟させています。


本展は、彼女にとって4年ぶりとなる都内での個展。2020年から深刻化したコロナ禍と、激変した社会の様相を目の当たりにしている間、本展を企画するGALLERY SPEAK FORと話し合った菅野氏は、著名画家、ノーマン・ロックウェルの名作を見返し、その精神と会話するようにオマージュ作品を描き始めました。本展はそうして創作された21点の作品を初めて発表するものです。


ロックウェルが活躍したのは第一次世界大戦からベトナム戦争までの、成長も戦禍も著しかったアメリカ。不穏な世情にあっても、人なら誰しもが共感し膝を打つような人間生活の哀歓の美しさを大衆に示し続けました。その絵筆の真価は今も色褪せることなく、コロナ禍や分断する社会でささくれだった人々の心を癒やしうるものでもあります。菅野氏はそうした時代を超えた共鳴にもとづくロックウェルへの敬意を新たに持ちながら、その名作の印象や構図の面白さのパーソナルな受けとめをコンセプトとし、2年以上に渡って描き続けました。


個展タイトルはロックウェルが表紙を長期連載していたことで有名な「サタデー・イブ二ング・ポスト」の名を引きつつ、「彼からの学びのおかげで、女の子たちの世界の”土曜日”のような瞬間を描くことができた」という彼女自身の感慨も示しています。近作8点も含めた大小のアクリル画と鉛筆画、29点を展示・販売いたします。また、新作オリジナル作品集「SATURDAYS」も合わせて紹介・販売いたします。


会場:AL
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
TEL 03-5722-9799

会場と同内容の作品を期間限定オンラインショップでも受注いたします。11月27日(日)21:00〜
https://speakfor.thebase.in



菅野麻衣子 画家


宮城県生まれ。2006年、東北生活文化大学生活美術学科を修了。以後、精力的に作品制作と国内外での展示活動を展開中。仙台市交通局のICカード乗車券「イクスカ」の券面デザイン、遠野市の文化施設「こども本の森 遠野」のキャラクターデザインでも知られる。近年の個展に「お墓のU」(2020年、仙台市・中本誠司現代美術館)、「ココ△」(2022年、同)など。2018年、佐々木喜善賞(遠野文化奨励賞)を受賞。現在、遠野市在住。


https://www.instagram.com/maikokanno/



※展示作品は全て販売いたします。
※新型コロナウィルス感染症対策のための施策にご協力いただきます。最新状況により実施内容変更・開催延期となる場合があります。
※最終日のみ18時までとなりますのでご注意ください。



施設の都合上、祝花の類いをお断りいたします。また、作品購入こそ創作活動への最良の支援になるという観点から、祝花や差し入れに代えて、作品のご購入をお勧めしています。ぜひご購入を通じてアーティストへ祝意と励ましをいただきますようお願いいたします。領収書はその場で発行できます。また、購入票によってご芳名とご厚意はアーティストへきちんとお知らせいたします。
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2022.10.17 Monday

展覧会開催のご案内


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東ちなつ

ESSENTIAL


2022年11月16日(水)- 26日(土)12:00-19:00 最終日のみ18:00まで


繊細な描線と甘いカラーリングによってフェミニンなハピネスを描き続けている東ちなつ氏。可愛らしさだけを追求するのではなく、コンプレックスを持つ女性像もあえてモチーフに選び、フェミニティトレンドに普遍的で強い背骨を入れるようなビジョンを一貫して発信してきました。一方でそのメタファーとしての静物や小物も独特なビジョンで描いています。


その創作手法も他に類を見ないもの。ペインティングやドローイングをベースに手芸素材や砂糖なども用い、多彩な手法を自由なディメンション感覚でミックスしています。作家・川上未映子氏が本年まで雑誌「Hanako」で長期連載してきた「りぼんにお願い」の挿画でも広く知られており、その他、アパレルとのコラボや書籍装画、テレビ出演などを通してファンから熱心にフォローされています。


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”Sugar toast”


本展は、東氏にとって約4年ぶりに開く都内での個展です。作家活動20周年となる2023年を前にし、美しさ、愛らしさ、儚さ、甘い夢など自分にとって「聖域のように本質的なもの、その存在を信じている」という世界観を改めて想うイメージをタイトルに引いています。丸型カンヴァスをケーキに見立てケーキナイフとパレットナイフ、製菓道具と画材を駆使して制作したという新作を中心に、「りぼんにお願い」挿画シリーズから自薦した原画も含め、約50点を展示・販売いたします。コロナ禍にSNSで話題になったトーストアート「#ちなトー」も初めて展示する他、トーストアートのZINE、砂糖時計や砂糖細工の小作品、そして創作砂糖細工ブロジェクト「NEW金花糖 / NEW WAVE SUGAR」も紹介・販売いたします。


会場:AL
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
TEL 03-5722-9799
http://www.al-tokyo.jp


会場と同内容の作品を期間限定オンラインショップでも公開します。
https://speakfor.thebase.in



東ちなつ(ひがしちなつ)アーティスト / イラストレーター


金沢市生まれ。ドローイングとペインティングを軸にシュガークラフトなど平面と立体を行き来しながら独自の世界を表現。2015年より金花糖をベースにした創作砂糖細工ブロジェクト「NEW金花糖 / NEW WAVE SUGAR」も展開中。装画を手がけた書籍に川上未映子「世界クッキー」、角田光代「福袋」、今村夏子「父と私の桜尾通り商店街」など。雑誌「SPUR」でGUCCIとのアートコラボを手掛け、2013年、2015年にユニクロからキッズTシャツが全世界発売されるなど、アパレルブランド、メディアとのコラボレーション多数。著書に「ガールズハンドメイド」(パイインターナショナル)がある。


http://chinatsuhigashi.com/



※展示作品は全て販売いたします。
※マスク着用のうえでご入場ください。その他新型コロナウィルス感染症対策のための施策にご協力いただきます。
※会場の都合により祝花などは固くお断りいたします。
※最終日のみ18時までとなりますのでご注意ください。



施設の都合上、祝花の類いを一切お断りいたします。また、作品購入こそ創作活動への最良の支援になるという観点から、祝花や差し入れに代えて、作品のご購入をお勧めしています。1万円以内で買える作品やオリジナルアイテムもたくさんございますので、ぜひご購入を通じてアーティストへ祝意と励ましをいただきますようお願いいたします。領収書はその場で発行できます。また、購入票によってご芳名とご厚意はアーティストへきちんとお知らせいたします。
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2022.09.29 Thursday

展覧会開催のご案内


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福津宣人

光のありか


2022年10月25日(火)- 11月6日(日)12:00-19:00 最終日のみ18:00まで


「あらゆるものは模様のようなもの」とのビジョンを美術領域へ展開し、パターン・ペインティングという絵画様式で優れた創作を続けている、福津宣人氏。絵筆で塗ったりドロップして作る細かいパターン文様をもって彼の眼に映る風景や人物を描いています。それらは不自由な描画法に見えますが、具象と抽象の間にある無限の広がりを指し示し、「よりよく見る」力を付与されるような奥深い感動に満ちあふれています。


その絵画思想は絵画を超えた分野との親和力も強くしており、多くの建築家やクリエイターたちとの盛んなコラボレーションも、彼の資質の一部を表してきました。2016年には春日大社国宝殿において照明デザイナー岡安泉氏とともに常設インスタレーションを手がけ、またJUN OKAMOTOとのファッション×アートのコラボレーションや、さらに「MIYASHITA PARK」エスカレーターホールの天井に描かれた彼のアートワークも鮮烈な印象を残しています。


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”Firecracker 1212 1110 2021”


本展は、福津氏が約3年ぶりに開く個展です。「心を惹きつける景色とは何か」と突き詰めて考えてきた彼は、特に「心を揺さぶる光の在り方」に着目。今回は光が織りなすリズムと模様へ、より自由で多様な方法論で迫ろうとする最近の作品群で構成いたします。筆やペインティングナイフで描く模様を使った「パターンストローク」の新作を中心としながらも、模様から離れた近作、未発表だったモノクロのペインティングなども含め約40点を展示・販売いたします。また、ドローイングをあしらったオリジナルTシャツなども紹介・販売いたします。


会場:AL
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
TEL 03-5722-9799
http://www.al-tokyo.jp


会場と同内容の作品を期間限定オンラインショップでも公開します。
https://speakfor.thebase.in


【ギャラリートーク開催】
2022年10月29日(土)15:00〜16:00 入場無料
作品解説=福津宣人 聞き手=野老朝雄(美術家)



福津宣人(ふくつのぶと)画家 / アーティスト


1969年、宮城県生まれ。東京都在住。映像クリエーターとして活動した後、画家の領域へと移行し、グラフィックパターンを使った独自の絵画様式を追究。近年の個展に「溶けていく模様」(2017年、GALLERY AL),「模様」(2019年、TOKYO CULTUART by BEAMS)。2016年、春日大社国宝殿にて照明デザイナー岡安泉氏による常設インスタレーションの映像を監修。2020年、渋谷MIYASHITA PARKエスカレーターホール天井画制作でも話題に。「空気の器 」(2019年、トラフ建築設計事務所デザイン)、「JUN OKAMOTO 2019-20 AUTUMN & WINTER」などコラボレーションも多数。



※展示作品は全て販売いたします。
※マスク着用のうえでご入場ください。その他新型コロナウィルス感染症対策のための施策にご協力いただきます。
※会場の都合により祝花などは固くお断りいたします。
※最終日のみ18時までとなりますのでご注意ください。



施設の都合上、祝花の類いを一切お断りいたします。また、作品購入こそ創作活動への最良の支援になるという観点から、祝花や差し入れに代えて、作品のご購入をお勧めしています。1万円以内で買える作品やオリジナルアイテムもたくさんございますので、ぜひご購入を通じてアーティストへ祝意と励ましをいただきますようお願いいたします。領収書はその場で発行できます。また、購入票によってご芳名とご厚意はアーティストへきちんとお知らせいたします。
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