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2009.07.05 Sunday

過去の展示

gyoubu


形部一平  Strawberries


2009年7月24日(金)- 8月5日(水)11:00-20:00


形部一平氏は、90年代以降活性化してきたアメリカンコミックとアニメ、イラストレーションとの融合エリアの中へインディペンデントに参画しつつ、独自の絵づくりや多彩なコラボレーションワークで地道に評価を高めてきました。


彼の作品の魅力はグラフィックでポップな表層的要素もさることながら、作品ひとつずつの背景に細かく設計されたストーリーコンセプトが支えています。サイボーグ化されたクリーチャー、生態や嗜好物まで細かくイメージされたキャラクターなど、未来に対する少年のような憧れ、社会の深層を射抜くような鋭い空想力をもとに、描画ソフトを駆使しつつも、いにしえの漫画界に通じる作法で描かれており、見る者は一枚の絵を前にして、深い物語性の面白さに絡めとられていきます。日本のゲームやアニメに親しんで育った海外の人々をも虜にし、adidas japan 2002ワールドカップの広告など、メジャークライアントから数多くのコラボレーションオファーを受けている理由もその点にあるのです。


形部氏の絵は、時にキャラクターデザインとして、また時にはコマ割り漫画として発表、製品化されていますが、本展はアーティストとしての資質をクローズアップするものです。今年4月に米ポートランドのギャラリーの招きで開いた初の海外展を受けた内容で、「男が絶滅した後に到来する女だけの世界」をテーマに制作してきた「Strawberries」シリーズや、そこからさらに展開して生まれた大作"最後の晩餐"「LAST SUPPER」など、ポートランドで賞賛され多くのオーダーを集めたインクジェットコレクションを展示します。近年発表してきたフィギュアやプロダクツ類も合わせて紹介しながら、彼の創作の全体像と可能性にスポットを当てます。


協力:digmeout ART&DINER


【ギャラリートーク】
7月24日(金)19:00-19:30
作品解説=形部一平 聞き手 =姉川たく(アーティスト)



形部一平(ぎょうぶいっぺい)イラストレーター


1974年大阪生まれ。2001年よりフリーランスとして 雑誌や広告を中心に活動中。独自の近未来ストーリーから開発されたキャラクターグラフィックやイラストレーションが国内外で高い評価を受け、adidas、Sony、コナミ、日本コカコーラ、NIKE などクライアントワークも数多い。2009年4月、米ポートランドのCOMPOUND GALLERYで開催された個展が好評を集めた。


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