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2010.07.17 Saturday

過去の展示

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内田文武  肌鏡


2010年8月6日(金)- 18日(水)11:00-20:00


京都をベースに近年めざましい創作活動を続けている内田文武氏は、現代美術らしい洗練されたコンセプトと日本的な描画美を融合させた作風が持ち味です。ありふれたリアリティの街並みも、彼の絵筆に洗い流されると、まるで影絵のように端的なエッセンスへと変貌を遂げます。近年、建築やデザインの観点からも注目される一方、国際的にも評価の高まっているアーティストです。


1年ぶりの個展は「肌鏡(はだかがみ)」と名付けられました。「すべてのモノは少なからず関わり合い、多からず語り合う」という内田氏は、自らの肌や触覚へ鏡のように写り込む「素粒子のふるまい」や「たゆたう時間」など、モチーフの微細な美しさを絵筆で描きとめます。肌鏡とは、内田氏の創作実感の告白でもあり、現代的な侘びや寂びのイマジナリー空間へと私たちを誘い込む、そんな哲学を発信する言葉でもあるのです。


本展は、今年6〜7月に大阪のアートコートギャラリーでの展示のために描き下ろした大判のアクリル画、約20点を中心にして、まだ東京で展示されていない大小の代表作を織り交ぜて構成します。


【ギャラリートーク開催】
2010年8月6日(金)19:00(〜19:30)
作品解説=内田文武 聞き手=野口孝仁(アートディレクター)



内田文武(うちだふみたけ)アーティスト


1981年京都生まれ。京都造形芸術大学卒業。大阪graf media gm「tenants」展('06年)、大阪アートコートギャラリー「Art Court Frontier 2010 #8」('10年)に参加するなど、国内外で数々の展覧活動を展開中。他に「GQ JAPAN」「リバティーンズ」「小説すばる」など各誌紙でもアートワークを寄稿。MISIA with 星空のオーケストラ2010「星空のライヴ V Just Ballae」など音楽DVDやCDのジャケットを手がけ、宮本亜門氏の演出ミュージカル「テイクフライト」にて舞台に投影される絵の制作を担当するなど、幅広い分野で活躍を続けている。'08年、MoMAが開催する"デスティネーション:デザイン"に作品4点が選定され、世界的なクリエイター年鑑『LE BOOK』のニューヨーク、パリ、ロンドン版の装画を全て担当するなど、国際的な評価も高い。


http://www.amadoi.com/