EXHIBITION ARCHIVES

2011.06.23 Thursday

過去の展示

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網中いづる So many memories


2011年7月22日(金)- 8月3日(水)11:00-20:00


紙面上でアクリル絵具を甘く混濁させていくような独特のタッチで知られる、網中いづる氏。草原に寝そべる少女たちや、バレエ、童話のワンシーンなどの情景を輪郭線のあいまいな筆致で描きとめ、パステルカラーの軽量感を操りつつも、しかし見る者の心にじんわり織り込まれる、確かな重量感でファンタジーを浸透させてしまう、そんな独特の画風が人気を集めています。


講談社文庫『完訳クラシック 赤毛のアン』シリーズをはじめ、林真理子氏や角田光代氏、秋元康氏らの著書の装画など、読み手の記憶に残る深い味わいの絵を多数手がけてきました。ファッションイラストレーションとしての評価も高く、アパレルメーカーとのコラボレーションも多彩に展開しています。


本展は、網中氏がデビュー以来約10年に渡って制作してきた作品アーカイブを中心に、新作も交えて紹介するものです。それぞれ、たくさんの思い出が詰まった作品群の中を散策する機会として、「So many memories」と名付けられました。書籍や雑誌、展示などのために描かれた絵の中からシリーズを横断・ミックスして俯瞰するうち、彼女の描画流儀の中の核心に触れられることでしょう。インテリアピースとしての視点で厳選する原画と複製画、約40点の他、Tシャツや関連書籍・雑貨なども多彩に取り揃えて販売いたします。


【ギャラリートーク開催】
2011年7月22日(金)18:30〜 入場無料
作品解説=網中いづる 聞き手=長崎訓子(イラストレーター)



網中いづる イラストレーター


1968年生まれ。アパレル会社勤務を経て2002年にイラストレーターとして独立。エディトリアルの仕事を中心に、ファッションブランドへのデザイン提供など幅広く活動する。第4回ペーター賞、第38回講談社出版文化賞さしえ賞受賞。装画に「完訳クラシック 赤毛のアン」シリーズ(講談社文庫)、「プリンセス・ダイアリー」シリーズ(河出書房新社)、絵本「むく鳥のゆめ」(浜田廣介・作/集英社)、「ぞうの せなか」(秋元康・作/講談社)、「アンデルセン童話 赤いくつ」(角田光代・文/フェリシモ出版)他多数。


http://www.izuru.net/


「ARTISTS」に、網中いづるさんのインタビューを掲載。
http://www.galleryspeakfor.com/?mode=f16