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2013.03.24 Sunday

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赤池完介 Stencil Stories


2013年4月12日(金)- 24日(水)11:00-19:00


絵柄が切り抜かれた型紙=ステンシルを使って、スプレーで絵を制作していくステンシルアート。ニューヨークのグラフィティアートに端を発し、90年代に欧米を中心に幾人ものスタークリエイターが多用した手法ですが、その表現の大きな可能性に着目し、ストリートカルチャーの文脈から捉えるのではなく、繊細な画力とステンシルの応用センスで、日本的なモダンリビングにも溶け込みやすいタッチの絵を創作してきたのが、赤池完介氏です。


何気ない日常の風景や静物など、彼の眼に写ったものが驚くほど細かいナイフさばきでステンシルに加工され、時に多重的な色彩表現をもって平面にプリントされていきます。仕上がりはどこかレトロでノスタルジックな、謄写版の絵に似た工芸的な味わいを帯び、それを彼は紙や木パネルの2D絵画だけにとどめずに、インテリアや衣類にまで展開。様々なグループ展やアートフェアを中心に発表して、比類のないアプローチが評価を高めてきました。


本展は、赤池氏にとって約3年ぶりとなる個展です。ステンシルへ蒸留され残されてきた彼自身のいた場所と空気感、それにこれまでの創作の変遷をたどる意味を重ねてタイトルとしました。人気の高い風景画から、イラストレーションタッチのポップな絵まで、一貫して追求してきたひとつの技法から生み出された幅広い表現を堪能できる機会となります。アーカイブから選りすぐった大小約50点ほどを展示・販売いたします。また、リプロダクトの立体作品やステンシルプリントによるTシャツ、トートバッグなども販売いたします。


【ギャラリートーク開催】
2013年4月20日(土)18:30〜 入場無料
作品解説=赤池完介 聞き手=保井智貴(彫刻家)



赤池完介(あかいけかんすけ)ステンシルアーティスト


1974年京都生まれ。美大在学中よりシルクスクリーンや印刷コラージュなどプリントメディアによる表現を研究し、卒業後本格的に作品制作を始めた。2007年、ガレリア・デコ(サンパウロ)にて個展。2011年、ラフォーレ原宿内WALLにて「ステンシル・エクスプレス」展を開き、2013年、西武池袋店アトリエ・モヴィーダ「Move six」展に参加するなど、国内外で精力的に作品を発表している。


http://www.akaikekansuke.com/