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2013.07.31 Wednesday

過去の展示

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竹馬紀美子 Art Hair


2013年8月30日(金)- 9月11日(水)11:00-19:00


躍り上がるようなヘアスタイルの女性像、お菓子の国に迷い込んだような仮想空間。それらをパステル調を効かせた油彩で描き出しているのが、竹馬紀美子氏です。絵のモチーフ、モデルたちは彼女という鏡に映し出されると、その内奥をあらわにするだけでなく、フォルムのあり得る可能性まで引き出され、感性のおもむくまま飛翔する自由を与えられます。ルイス・キャロルのストーリーを思わせる、虚実入れかわる世界観ですが、現代的なディテール演出を通じて若い女性たちのライフスタイルやリアリティをフォロー。髪の一本ずつまでを丁寧に追う緻密な画力で具現化されるファンタジーは実質感があり、優美でたおやかな魅力を見るものの心の奥にずっしりと据えてくれるようです。


キャリアの初期に抽象画を手がけてきた彼女は、2011年以降、これら具象画の新しいシリーズを展開してきました。福岡をベースとしつつ、東京でも積極的に新作をリリース。様々なグループ展や公募展への出展を通して好評を得つつあります。公募展「タグボートアワード」でも注目を集めるなど、ステップごとに成長を見せている期待の新鋭です。


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"素に飾る首飾り"


本展は、竹馬氏にとって東京で初めての本格的な個展です。「私なりの同時代への観察」という彼女お気に入りのヘアスタイルシリーズからタイトルを引きました。2011年以降の近作から、ほぼ全ての作品を集めて構成します。未発表の最新作を含め、30号からサムホールサイズの小作品まで、そのユニークな着想のウィングと軌跡が見渡せる約25点を展示・販売いたします。また、Tシャツ、トートバッグなど関連する商品も販売いたします。


【ギャラリートーク開催】
2013年8月30日(金)18:30〜 入場無料
作品解説=竹馬紀美子 聞き手=加藤陽之(「スタジオボイス」編集長)



竹馬紀美子(ちくまきみこ)アーティスト


1976年、福岡県生まれ。九州産業大学大学院芸術研究科を卒業後、本格的に創作活動を開始。福岡市を拠点に新作を発表しつつ、各地のグループ展や公募展などにも精力的に参加している。2013年2月に個展「Re:born」(福岡・Galerie RECOLTE)を開催した。その他、上野の森美術館大賞展(2011年)、ACTアート大賞展(2012年)、シェル美術賞展(2012年)などに出展。第8回(2013年)タグボートアワード入選。田川市美術館、九州産業大学ほかで作品収蔵。


http://chikuakimi.jimdo.com/


「ARTISTS」に、竹馬紀美子さんのインタビューを掲載。
http://www.galleryspeakfor.com/?mode=f37