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2014.01.07 Tuesday

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越後しの 在り在りて


2014年1月31日(金)- 2月12日(水)11:00-19:00


造形主義にディフォルメされた肢体を持つ少女たちの絵。越後しの氏の描く少女画はまるで妖精のようにも、魔物のようにも見える意味深なシュールさが魅力です。マットなモノトーンを主体に、透明感のあるアクリル絵具の色彩を効かせたグラフィック感覚豊かな大型の作品から、細やかな描線一本ずつまで丁寧に刷った柔らかなタッチの紙版画まで、時に立体的なアプローチも織り交ぜる幅広い手法バリエーション。一貫して彼女が追い続けているのは、その時々の自分の心象風景だといいます。


念写のようにして日々、彼女の手元から生まれるユニークな「自画像」には、原画か版画かを問わず、詩的な含意の膨らみと民芸品的な可愛らしさもあり、仙台や東北各地の熱心なファンたちを中心に根強くフォローされています。ほぼ独学で絵画知識を身につけたのち各種のアートコンペで高い評価を獲得。20代半ばで自らのギャラリーを開設するなど、開拓意欲溢れる彼女のキャリアも話題のひとつです。


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本展は、越後氏が8年ぶりに東京で開く個展です。タイトル「在り在りて」は、「人が幼い頃から持っているありのままの変わらないのものが、ずっと続いている様」を表現した造語。より人物画への傾斜を深めている近年、彼女が代表的シリーズとして打ち出しているカテゴリーから選りすぐった作品群で構成します。大小のアクリル画や紙版画、約50点を展示・販売するほか、トートバッグやカレンダー、仙台の新鋭アーティストたちによるグッズ類など関連商品も合わせて販売いたします。


【ギャラリートーク開催】
2014年1月31日(金)18:30〜19:00 入場無料
作品解説=越後しの 聞き手=佐原和人(アーティスト)



越後しの アーティスト


宮城県生まれ。画材店勤務の1995年より独学で絵の制作を始め、98年にアートギャラリー「GALLERY ECHIGO」を仙台市にオープン。以後、仙台を拠点に創作活動を続けている。おもな個展に「栽培」('11年、GALLERY SARP)「在り在りて」('12年、Gallery TURNAROUND)「ゆきを」('13年、Gallery TURNAROUND)。その他グループ展に多数参加。おもな受賞歴に「TURNER ACRYL AWARD 2000」青葉益輝賞、「SENDAI ART ANNUAL 2005」飯沢耕太郎賞・明和電機賞など。


http://www.onyx.dti.ne.jp/geg/GALLERY_ECHIGO/


「ARTISTS」に、越後しのさんのインタビューを掲載。
http://www.galleryspeakfor.com/?mode=f43