EXHIBITION ARCHIVES

2016.05.09 Monday

過去の展示


ew3_pr


エディション・ワークス

PICTURESQUE


2016年5月27日(金)- 6月8日(水)11:00-19:00


エディション・ワークスとは、エッチング(銅版画)、リトグラフ、木版画、シルクスクリーン、デジタルプリントの制作を手がける版画工房です。リトグラフからじょじょに版種を広げ、今や制作可能な技法とサイズにおいては日本で最大級の工房へと成長。これまでに若林奮(彫刻家)、船越桂(彫刻家)、辰野登恵子(画家)、村上隆(アーティスト)、ドナルド・バチュラー(画家・彫刻家)など、優れたアーティストたちに技術を提供してその活動を支え、版画表現の可能性を高め続けています。


全ての版種で伝統的な手法に熟練しているだけでなく、デジタルデータを用いたリトグラフやシルクスクリーンなどデジタル技術にも対応し、様々なジャンルのアーティストの制作意図を細かく引き出す姿勢が国内外で高い評価を受けてきました。GALLERY SPEAK FORで過去2回展示を行う(2012年「版画工房からの視点」、2015年「Prints & Originals」)など、一般的な工房のスキームを超えた企画力と発信力も注目を集めています。


ew3_pr3
青木野枝「 Plasmolysis」制作風景


本展は、彼らにとって3度めとなる展示企画です。過去の展示では特に版画表現の多様性を紹介してきましたが、今回はその「絵画性」にフォーカス。単に複製プリントを製造するのではなく、描画剤や腐食液を用い作家自身が版の上に直接絵を描くことで版を作ったり、紙に直接描いたように見える風合いでインクや絵の具が乗っていたりするものなど、作家と工房が互いに伴走しながら、タブロー感覚の強い独特な作品が生まれています。これらの成果を一堂に披露し、エディション・ワークスという個性的な活動体の魅力を明瞭に提示する内容になります。また、彼らと創作を共にしている作家たちのオリジナル商品・書籍や雑貨類なども多数、紹介・販売いたします。


展示予定作家 : 青木野枝、赤塚祐二、金田実生、辰野登恵子、津上みゆき
(五十音順。メインイメージは津上みゆき「View from 13 thoughts, October」)


【ギャラリートーク開催】
2016年5月27日(金)18:30〜19:00 入場無料
作品解説=加山智章(エディション・ワークス代表)



有限会社エディション・ワークス 版画工房


1984年、文化庁芸術家在外研修員としてタマリンド、ニューヨークでの研修を終えた瀬越義満氏により東京・渋谷区に設立された。翌年には現在の代表者、加山智章氏が参加。その後、加山氏も文化庁芸術家在外研修員としてローマにて研修。リトグラフから、銅版画、木版画、シルクスクリーン、デジタルプリントと版種を広げながら活動内容を拡充してきた。画廊や出版社、作家自身からの発注に応じて版画を制作しつつ、独自の企画出版も手がけている。現在は東京・調布市に所在。2015年、GALLERY SPEAK FORにて「Prints & Originals」展を開催。


http://www.editionworks.jp/