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2016.06.20 Monday

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茂本ヒデキチ

Shadow & Shade


2016年7月22日(金)- 8月3日(水)11:00-19:00


和紙の上へ墨汁を走らせるように描く、茂本ヒデキチ氏。毛筆の特長を十二分に活かしながら、墨色の濃淡を織りまぜて美しく、時に紙へ殴りかかるように激しく、また墨の滴下も点描画のような味わいとして援用し、大胆かつ繊細に仕上げられるユニークな画法で知られています。アスリートやダンサー、侍、カーレースなど、しばしばモチーフの「動き」が絵の主題に。それらの輪郭は明瞭でなく、流れるようなその筆致に溶け落ちていますが、茂本氏の眼で捉えられた人のパッション、モノのエネルギーは、彼の体躯と腕のストロークに乗り移り、紙にアウトプットされて見るものの五感へ強烈な印象を残します。


和の画材から生まれる彼の劇画的書画の世界は非常に個性的で、90年代から雑誌やテレビ番組を通じて認められるようになりました。その後のクールジャパン発信の先鞭をつけたニューヨークでの個展、NIKEとのコラボレーションや、オリンピック開催ごとに招聘されているライブペイントとパフォーマンスなど、常に日本のアートシーンの殻を大きく抜け出る活躍で話題を振りまいてきたのです。


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"漂う街"


本展は、茂本氏にとって3年ぶりとなる東京での個展です。墨によって陰影の複雑な深みと実相とをカクテルしてきた、自作の美質を表徴するタイトルに。リオデジャネイロオリンピックの熱い季節の足音を聞きながら、これまでの彼の代表作を改めてセルフカバーするように描き下ろしたという、大小約50点の絵を展示・販売いたします。また、今回のために絵付けをして焼き上げた陶器の器や、ブックカバー、Tシャツ、iPhoneケースなどの雑貨類も多数紹介・販売いたします。


【ギャラリートーク開催】
2016年7月22日(金)18:30〜19:00 入場無料
作品解説=茂本ヒデキチ 聞き手=久保田利伸(ミュージシャン)



茂本ヒデキチ 墨絵イラストレーター


1957年、愛媛県生まれ。大阪芸術大学デザイン科を卒業後、デザイナーを経てイラストレーターとして活動を開始。’91年〜’93年まで「MUSIC MAGAZINE」誌の表紙を担当し、個性的な画風が注目を集める。以後、広告、TV-CF、ポスターやCDジャケット、雑誌、書籍装画などで幅広く活躍。FIFAワールドカップパブリックビューイングポスターを手がけ、北京五輪・ロンドン五輪会場にてライブペイントを披露するなど、国内外のスポーツイベントへの招聘機会も多い。著書に「NEO BLACK」(早川書房)がある。


http://www.hidekichi.com/