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2016.08.24 Wednesday

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網中いづる

ストロール


2016年9月16日(金)- 28日(水)11:00-19:00


水量を多く含んだアクリル絵具を筆で軽やかに混濁させつつ紙へ伸ばしていく、そんな独特のタッチ。少女たちの夢や日常の情景、バレエ、童話のワンシーンなどを美しく描いて高い人気を誇るのが、網中いづる氏です。耳元でささやく声が時に永遠の思い出となるように、淡い色調を明暗巧みに操りながら、ひとつずつの塗りにフェティシズムを宿すような画面は、ノスタルジアを写す鏡となり、見るものの心の襞に染み入って限りなく広がる深い印象を形成していきます。


エディトリアルでは、新装版「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズのほか、林真理子氏や角田光代氏、酒井順子氏らの著書の装画、絵本などを数多く手がけ、日本のイラストレーション界でしっかりと地歩を固めてきました。ファッションとの親和性も高く、アパレルブランドとのコラボレーションも数多く展開しています。


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本展は網中氏にとって、GALLERY SPEAK FORでの約5年ぶりとなる個展です。最近、旅をしたり地方との移動をする機会が増えた彼女にとって、色々な場所で撮った写真から絵のヒントが生まれるといいます。そこで今回は「散歩する、そぞろ歩く」などの意を込めたタイトルのもと、「ゴージャスなバカンスでなく、犬を連れお気に入りの場所を散策するような、のんびりした気分」を伝える新作を中心に構成。その他、仕事で制作した原画なども含め、大小の近作約50点を展示・販売いたします。また、本展のために制作する新作ZINEの他、自身の手で絵付けをした陶器やオリジナルコーヒー缶、ステッカーなどのグッズ類も豊富に紹介・販売いたします。


【ギャラリートーク開催】
2016年9月16日(金)18:30〜19:00 入場無料
作品解説=網中いづる 聞き手=山瀬公子(ファッションデザイナー)



網中いづる イラストレーター


アパレル会社勤務を経て2002年にイラストレーターとして独立。書籍装画や絵本の仕事を中心に、企業広告、ファッションブランドへのデザイン提供など幅広く活動している。最近手がけた書籍装画に「朝からスキャンダル」(酒井順子著)、「奥様はクレイジーフルーツ」(柚木麻子著)、新装版「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズなど。絵を担当した絵本に「あたしときどきお姫さま」(石津ちひろ・文)など。第4回ペーター賞、第38回講談社出版文化賞さしえ賞受賞。TIS会員。


http://www.izuru.net