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2018.11.07 Wednesday

展覧会開催のご案内


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渡邊英弘

Shades of Time


2018年11月15日(木)- 12月2日(日)11:00-20:00 会期中無休


デジタルとフィジカルが重なり合って現実 / 体験 / 記憶を作り、ジオグラフィックな距離感とテクノロジーでもたらされる遠近感が完全に溶け合っている現代社会。そこで生きる人間たちの揺れ動くアイデンティティから生まれるヴィジョンをテーマに、さまざまな創作活動を続けているのが渡邊英弘氏です。


彼の作品群は同時代感覚への鋭い視座で構想され、洗練されたスタイリッシュなアウトプットに仕上げられています。名前の分からない都市の俯瞰写真、白く塗られた航空機やモックアップのようにビルが林立するシティスケープなど、国や地域を超えて現代人がユニバーサルに感受できる図像とそこから派生した立体表現には、覚めた批評性とともに、立ち戻りたくなるような「未来への郷愁」とも言えるイマジネーションも滲んでおり、クリスティーズなどのオークションやArt Baselなど国際アートフェアでも高い評価を得てきました。


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”Drawing c5”


本展は、1996年に彼が米国留学から帰国して以降、現在までに創り上げ様々な場所で発表されてきた彼の代表作「Shades of Time」シリーズを今の時点でセレクトし直すものです。「DESIGNWORKS 銀座」での空間コラボレーションイベントシリーズ「DESIGNWORKS GINZA meets ARTS」の第1回として行われます。タイトル「Shades of Time」とは、今までの時間の流れを受けて新しい別の時間へ移行する、そんな時代と自分の、帳(垂れ絹)のように柔らかい現在地点を言い表したもの。写真とCGによる合成図像、フォトレタッチ作品を中心に、「DESIGNWORKS 銀座」のスペースに合わせた大小約10点の作品を展示いたします。多様に見える創作の全体像の中に、渡邊氏の一貫したアイデンティティ、比類のない魅力を見出していただけることでしょう。


会場:DESIGNWORKS 銀座
〒104-0061 東京都中央区銀座6-5-15 銀座能楽堂ビル1階
TEL.03-3573-6210
http://abahouse.co.jp/


【アーティストトーク配信予定】
渡邊英弘氏ご本人の音声による作品解説を、スマートフォンなどを使って店内でお聞きいただける予定です。



渡邊英弘(わたなべひでひろ)アーティスト


1966年、東京生まれ。’89年より創作活動を本格的に開始。’92年にThe University of the Arts (Philadelphia College of Art and Design)へ留学し、’96年に帰国後、個展「フローティング・シティ」(レントゲン・クンストラウム)を開いて話題に。その後、東京をベースに「Shades of Time 時間の帳(とばり)」展(2011年、代官山・GALLERY SPEAK FOR)など、国内外の個展やグループ展で作品を発表している。社会と人間の変容を見据えた創作は海外のアートフェアでの評価も高い。様々な企業のためのCI、ビジュアルディレクションも数多く手がけている。埼玉工業大学非常勤講師。


http://www.hwatanabe.jp/