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2017.03.03 Friday

展覧会開催のご案内


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越後しの

思わせぶりな沈黙


2017年4月29日(土)- 5月10日(水)11:00 - 19:00 最終日のみ18:00まで


東京・恵比寿の「AL」にて、アーティスト、越後しの氏による個展「思わせぶりな沈黙」を開催いたします。


人形のように切れあがった眼を持ち、少し頬の赤い女の子や少年たち。どこか物憂い表情で、答えのない自省を繰り返しているようでもあり、見ているこちら側に真理を諭すようにも見えます。越後氏にとって絵画は、日常のなかで彼女自身を通り過ぎた、かそけき心のざわめきを題材にしながら描かれる自画像のようなメディア。ユーモラスなファンタジーを描いているようで、現実と奇妙に紐づいており、しばしば援用される動物などのモチーフ、含意の深い余白の美とあいまって、見るもののシンパシーを震わせながら、微細な水の結晶がしんしんと堆積して雪となるように、心に降り積もり続けるようです。


上品な彩色によるアクリル画、黒の複雑な諧調を備えた紙版画作品、それぞれに詩的な魅力があり、民芸品的な可愛らしさにも人気が高まっています。ほぼ独学で絵画知識を身につけたのち、各種のアートコンペで高い評価を獲得して以降、仙台や東北各地の愛好家たちから熱心に支持されてきましたが、最近では東京から中国、台湾などへと広くその人気を広めつつあります。


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"オトヲヒライテ"


本展は、越後氏にとって1年ぶりとなる東京での個展です。「幼い女の子もおばあちゃんも、野心を秘めて何かに黙念と打ち込む女性は、美しく逞しい」という彼女の創作の変わらぬ主題のひとつを本展タイトルに引いています。大小の新作アクリル画、約30点をメインとして、好評を集めている小さな置き作品シリーズも展示・販売いたします。また、服飾制作を手がける菅田明穗氏との協働により初めて作られる、絵から生まれた洋服作品も紹介する他、オリジナルトートバッグやTシャツ、チャームなどの雑貨類も合わせて販売いたします。


会場:AL
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
※旧「GALLERY SPEAK FOR」ではありませんので、ご注意ください。
TEL 03-5722-9799
http://www.al-tokyo.jp
音楽構成 : 石田えり


【ギャラリートーク開催】
2017年4月29日(土)15:00〜15:30 入場無料
作品解説=越後しの 聞き手=水沢そら(イラストレーター)



越後しの アーティスト


1973年、宮城県生まれ。画材店勤務の1995年より独学で絵の制作を始め、98年にアートギャラリー「GALLERY ECHIGO」を仙台市にオープン。以後、仙台を拠点に創作活動を続けている。最近の主な個展に「あいをうたう」('15年、仙台・CROSS ROAD)、「ゆめかうつつか」(’16年、GALLERY SPEAK FOR)がある。その他グループ展に多数参加。おもな受賞歴に「TURNER ACRYL AWARD 2000」青葉益輝賞、「SENDAI ART ANNUAL 2005」飯沢耕太郎賞・明和電機賞など。


http://www.onyx.dti.ne.jp/geg/GALLERY_ECHIGO/



※展示作品は全て販売いたします。
※会場の都合により祝花などは固くお断りいたします。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
※最終日のみ18時までとなりますのでご注意ください。



施設の都合上、祝花の類いを一切お断りいたします。また、作品購入こそ創作活動への最良の支援になるという観点から、祝花や差し入れに代えて、作品のご購入をお勧めしています。1万円以内で買える作品やオリジナルアイテムもたくさんございますので、ぜひご購入を通じてアーティストへ祝意と励ましをいただきますようお願いいたします。領収書はその場で発行できます。また、購入票によってご芳名とご厚意はアーティストへきちんとお知らせいたします。
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2017.02.27 Monday


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ERICO 新作4点をタグボートで発売しました。



GALLERY SPEAK FORで今年新しくカバレッジを始めたアーティスト、ERICO氏の最新作4点を「タグボート」からリリースいたしました。彼女が一貫して描き続けているのは、耽美的な面立ちの女性を中心とする、メランコリックな「乙女画」。水彩色鉛筆とインクペン、アクリル絵具を合わせ用いて描くその世界には、乙女と対極的なバッドイメージも調合され、甘辛ミックスのファンタジーに仕上げられています。グラフィティ系のフットワークと、女性らしい優美な描線との絶妙なハイブリッドがユニーク。懐古的なロマンティシズムの香りもアパレルブランドとの相性がよく、各所でのアートフェアや展覧会、インストアイベントなどで熱心なコレクターを増やし続けています。今回の4点は、GALLERY SPEAK FORが特に選りすぐった作品ばかり。描画スタイルは確立・安定しており、継続的なコレクションをおすすめできる有望作家です。



「maybe find mine」

「romantica」

「tuning on」




ERICO 乙女画家


1980年、大阪府生まれ。大阪芸術大学付属大阪美術専門学校を卒業後、会社勤務を経て、2012年より”乙女画家”として創作活動を開始。大阪を拠点に国内外で展示を続け、ライブペイントやドローイングオーダーなどのイベントも各地で好評を博している。近年の個展に「OTOME MANDARA」(2015年〜2016年、大阪・siroiro.、東京・Cabaret)など。アパレルブランドとのコラボレーションも展開。


ERICOさんの全作品は、こちら(外部サイト)
http://ec.tagboat.com/jp/products/list.php?author_id=100361&tngs_flg=0


ARTIST OF THE MONTH

2017.02.20 Monday


ARTIST OF THE MONTH

3月のアーティスト│MARCO




2017年3月のアーティストは、フォトグラファーのMARCO氏です。女性ファッションやアーティストたちのポートレート、旅の写真などを数多く手がけているMARCO氏。ミュージシャンやファッションモデル、ブランドなどとの共作も数多く、また映像など写真と隣接するジャンルにも活躍の場を広げ、多くのファンを獲得してきました。最近では佐藤健さんや、広瀬すずさんのカレンダーも彼女の撮影によって制作されています。一方、10代のモデルたちとセッションした写真集「Spring Pedals by lovely hickey」を2014年に刊行し広く話題を集め、また、2016年1月には写真展「Innocent Blue」(GALLERY SPEAK FOR)も開催して、好評を博しています。


ヴィヴィッドな色彩バランスと、フットワークの軽さを活かしたユニークな画面構成力が彼女の作品の本質的な魅力になっており、彼女のファインダーを通すことで人物も風景も、まるでファンタジーのひとコマのように仕立てられて、見るものの心へ転送され躍動。ガーリーな明るさ、可愛らしさだけでなく、その裏に張りついた醒めた眼差しと私小説的なインティマシーとの振幅も深い魅力となっています。


蜷川実花氏に師事した後にフリーランスとなった彼女。プリント技術は蜷川氏のもとで学んだことがなおベースになっているといいます。「Innocent Blue」展では、初めてデジタルカメラを持ち、南の離島へと旅をして撮影した水中写真シリーズも発表しました。大きな重い専用機材で、撮影イメージどおりの場を探しながら 苦心の末に撮影した同シリーズは、エメラルド色の海水がメランコリックにきらめいて、不思議な色合いを放つ優れた作品となりました。


GALLERY SPEAK FORでは、MARCO氏の独特な写真作品によりフォーカスをあて、その安定した購買機会を提供できるよう「ARTIST OF THE MONTH」として選定。「Innocent Blue」展で展示された人気作の中から彼女自薦のカットや雑貨類もピックアップして、当サイトにて紹介・販売いたします。



MARCO フォトグラファー


雑誌や広告などでファッション、ポートレート写真の実績多数。
独特な色彩トーンに包まれた、グラフィカルな表現力に注目。


1982年、長野県生まれ。慶應義塾大学在学中より蜷川実花氏に師事し、2008年よりフリーランスとして活動開始。雑誌・書籍や広告などのファッション、ポートレート写真の他、PVなども手がけ幅広く活躍中。写真を担当した書籍に「竹内涼真 : Ryomania」「瀬戸あゆみスタイルブック : KIDULT GIRL」「松井玲奈 : ヘメレット」他。その他、佐藤健カレンダー、広瀬すずカレンダーなど。2014年に初めての写真集「Spring Pedals by lovely hickey」を刊行した。最近の写真展に、「Lovely Hickey」(2013年、LAPNETSHIP)、「Innocent Blue」(2016年、GALLERY SPEAK FOR)。


http://marco149.com


MARCOさんの作品一覧は、こちら
http://www.galleryspeakfor.com/?mode=grp&gid=1565767&sort=n


「Innocent Blue」展についてはこちら
http://blog.galleryspeakfor.com/?eid=676


「ARTISTS」ページに、MARCOさんのインタビュー記事を掲載。
http://www.galleryspeakfor.com/?mode=f9



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2017.02.16 Thursday


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福津宣人 新作3点をタグボートで発売しました。



アーティスト、福津宣人氏の最新作3点を「タグボート」からリリースいたしました。福津氏は90年代半ばから、パターン・ペインティングともいうべき独自の洗練された絵画様式で注目を集めてきたアーティスト。絵筆とキャンバス、またはペンとタブレットによって丹念に塗られる、夥しく細かいパターン文様は、彼の手によって糸のように織り進められ、美しい変化を編みながら、私たちの網膜へ描写対象をしっかり送り届けてくれます。今回の発売作は、筆を使い、雪の結晶の生成のように六角形の対角線を結ぶ手の動きだけで描いているシリーズから「Untitled 1116 1228 2016」と、アルキド樹脂を用い、その硬化過程によって偶発的に生まれる様々な模様を用いて浮かび上がる風景を表現する、彼の新しいシリーズからの2作です。



「Untitled 1116 1228 2016」

「In the Pool 0748 0620 2016」

「Standing Deer 1025 0626 2016」




福津宣人 アーティスト


1969年、宮城県生まれ。映像クリエーターとして活動した後、画家の領域へと移行し、グラフィックパターンを使った独自の絵画様式を追究。建築家とのコラボレーションを含む着想豊かなアプローチは、中国、タイ、スリランカなど海外での展覧会でも注目を集める。最近の個展に「みずみずしい」(2009年、GALLERY SPEAK FOR)、「光あるところ」(2013年、HAGI ART)。東京都在住。


福津宣人さんの作品は、こちら(外部サイト)
http://ec.tagboat.com/jp/products/list.php?author_id=1172&tngs_flg=0


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2017.02.03 Friday


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亀井雅文 新作3点をタグボートで発売しました。



アーティスト、亀井雅文氏の最新作3点を「タグボート」からリリースいたしました。絵具のリッチなニュアンスを活かして精緻に描きあげる油彩画。何気ない情景やスナップなど日常のありふれた「リアル」を宝物のように丹念に描きとめる独特の話法が亀井氏の魅力ですが、今回の3点は、絵に抽象的なペイントをジャミングするようにかけ合わせた最近のシリーズからの自薦作。焼津市のアートフェア「ARTあんえっとん 焼津芸術寄港」(2016年11月)にて展示されたばかりのものです。写実力だけでなく、そこに長い時間注がれる亀井氏のまなざしの深さにチューニングを合わせ、モチーフのリアル感と、描かれた「絵画」というマテリアルのリアル感の合間を空想で行き来できる、そんな不思議な味わいをお楽しみいただけます。



「Black tie」

「Shadows」

「Energy Dome」




亀井雅文 アーティスト


1968年、静岡県生まれ。桑沢デザイン研究所ドレスデザイン科、武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。桑沢在学中にスチャダラパーのオリジナルメンバーとして活動した。また、ナイチョロ亀井として現かせきさいだぁのDJを担当。その後会社勤務を経て、大学で正式に美術を学びアーティストへの途を志す。「GEISAI#14」にて中村ヒロキ賞を受賞。スチャダラパー副読本「余談」「余談LEVEL7」の装画を手がけるなど幅広く活動中。2013年、代官山・GALLERY SPEAK FORにて個展「アイがある」を開催。その他、グループ展にも多数出展。


亀井雅文さんの作品は、こちら(外部サイト)
http://ec.tagboat.com/jp/products/list.php?author_id=1097&tngs_flg=0


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