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2010.07.08 Thursday

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IGREBOW_PR


IGREBOW The Interior Photos


2010年7月23日(金)- 8月4日(水)11:00-20:00


IGREBOW(アイグレボゥ)とは、コマーシャルフォトグラファー、和田 惠氏が2006年から企画・プロデュースしているインテリア・フォトのブランドです。写真は、スペースの印象を様々に変化させ、その場の空気を彫像する上で大切なツール。IGREBOWの、銀鉛フィルムで撮影された膨大な種類のモノクロームフォトは、徹底的にインテリア用途にこだわっているのが特徴です。それらは、木製やアルミ、フォトアクリルなど数種類の額装方法と組み合わせて購入が出来、しかも空間デザインに取り入れやすいよう、1対1、1対2、1対3の各比率別から絵柄が選べるシステムが用意されています。単体だけでなく、組み合わせによる構成も想定。ニューカレドニア、オーストラリア、モンゴル、フランス、ゴルフ、花など、上質な美意識を感じさせるシリーズ群は、季節による空間演出の更新にも対応するようモチーフ選択が巧みに考えられています。


インテリアデザイナーや空間プロデューサー、建築家などのニーズへ、写真のプロから応えるシステム提案。それが世界的に見ても珍しい、IGREBOWの哲学なのです。新作が随時リリースされ、作家のサイン入りオリジナルプリントでありながら、購入しやすいプライスに抑えられている点も好評を得ています。


本展はIGREBOWのコレクションから厳選したアイテムを展示し、そのシステムの可能性を体感できる展示となります。



IGREBOW


2006年、株式会社ドアブルにより始められたインテリアフォトブランド。同社内で常設展示もある。


http://www.igrebow.com/



和田 惠(わだめぐむ)フォトグラファー/コンセプター


1972年、東京造形大学卒業後、株式会社サン・アド入社。株式会社アーバンパブリシティー(現アマナ)を経て、2002年、株式会社ドアブルを設立。多数のクライアントの広告写真制作にたずさわり、企画・プロデュースも手がける。ニューヨークADC インターナショナルアワード、カンヌ国際広告フェスティバル グランプリなど、受賞歴多数。2006年、IGREBOWをスタート。


http://www.doable.jp/


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2010.06.16 Wednesday

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はまのゆか Presents


2010年7月9日(金)- 21日(水)11:00-20:00


『13歳のハローワーク』をはじめとする村上龍氏らの著書の挿画で有名な、はまのゆかさん。淡く柔らかな味わいをもった筆致と、愛らしく繊細に彩色された作品で人気を集めています。


その一方、もともと絵本作家を志望していた彼女が2004年に発表したのが、絵本『mamechan』でした。ある幼い女の子の日常をスケッチした物語。大人の常識の意表を突く子どもらしい一途な思い込みで、ユーモラスなハプニングを巻き起こすmamechanとは、はまのさん自身の分身なのかも知れません。実社会に生きる私たちへ、純粋で素朴な目線によるイマジネーションを贈り、ささやかに癒してくれる、そんなはまの作品の魅力をmamechanはよく表しており、彼女自身、毎年欠かさず「mamechanカレンダー」を制作し続けています。


最近、精力的に各所で個展やワークショップを続けている彼女ですが、本展ではタイトル通り、初めて「絵の贈り物」をテーマにするものです。mamechanの絵を中心に、描きおろしの原画だけでなく、好評だった過去作のリサイズパネルなど、手頃なサイズと価格帯の作品で構成。プレゼントに最適なmamechanを選りすぐって紹介します。また、最近手がけた書籍やポストカードなど充実した販売コーナーも設ける予定です。


【ギャラリートーク開催】
2010年7月16日(金)19:00(〜19:30)
出演 : 山崎洋一郎(「rockin'on」編集長)×はまのゆか



はまのゆか 絵本作家/イラストレーター


1979年大阪府生まれ。京都精華大学マンガ専攻卒。大学在学中に、村上龍『あの金で何が買えたか』の挿画でデビュー。以後、村上龍『13歳のハローワーク』、ロベルト・カルロス『ちいさくても大丈夫』など多くの話題作でイラストを手がけた。絵本の創作にも意欲的に取り組み、これまで発表した作品に『mamechan』『ペットショップ・モピ』『だんじりまつり』『いもほり』がある。2007年、日本漫画家協会賞特別賞を受賞。『新13歳のハローワーク』『13歳の進路』(ともに村上龍著・幻冬舎より10年3月発売)を手がけた。


http://www.hamanoyuka.net/


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2010.06.08 Tuesday

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Marke Newton Baussencs レ・ボーの人々


2010年6月25日(金)- 7月7日(水)11:00-20:00


パリをベースに活躍するマーク・ニュートン氏は、スケートボード・カルチャー出身らしい柔軟な発想と作風で人気を集めています。特に人物ポートレートが特徴的で、クラシックな油彩からミックスメディアによるカラーコラージュ、繊細なドットで再現されるモノクロームのペン画まで、多彩な手法を使いながら人物像のエッセンスを絵の中に封じ込めてみせます。


本展は彼の最新シリーズをいち早く紹介するものです。「Baussencs」(ボーセンクス)とは、フランス南西部ブーシュ=デュ=ローヌ県の小さな村「レ・ボー=ド=プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)」の人々のこと。アルピーユ山脈の中に位置し、風光明媚な岩肌と古城で知られるこの土地は、中世期に栄え、19世紀にはボーキサイトの採掘地としても有名でしたが、今では観光業に頼る、居住人口わずか300人の村です。この村を愛するニュートン氏は、そこに今も住み続ける希有な人々をペンで描きとめるプロジェクトを始めました。村長から子どもに至るまで老若男女、さまざまな個性の人々の"横顔"は、村の物語を雄弁に語りかけ、日本の私たちのリアリティにも響く愛着を与えてくれます。絵は2010年6月から10月に至るまでレ・ボーのギャラリーにて展示され、村内でのプロジェクション・パフォーマンスも訪れる観光客を楽しませています。


本展では、これらのペン画、約20点の複製をインテリア用パネルとして特別に制作して展示・販売。また「Baussencs」以外にも、最近の作品から自薦の数点も紹介いたします。彼が制作している作品集やポスター、グッズなども販売いたします。



マーク・ニュートン アーティスト


1973年、イギリス・バーンリー生まれ。リバプールのジョン・ムーア大学卒業。現在はパリをベースにアーティスト、グラフィックデザイナーとして活躍中。ファッションブランドの広告や「GQ FRANCE」などの雑誌、高橋幸宏、TURZIなどのCDジャケットを手がける。世界各地の個展、グループ展で作品を発表する他、ライブパフォーマンスも行う。「SWITCH」誌の連載「平野啓一郎のつぶやき抄」にてペン画を寄稿中。


http://www.markenewton.com/


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2010.05.19 Wednesday

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笠井爾示 KARTE


2010年6月11日(金)- 23日(水)11:00-20:00


写真界が東京の「次世代」のヒーローを探し求めていた90年代前半、まるで地下から颯爽と立ち現れたように注目を集めたのが笠井爾示氏でした。ナン・ゴールディンに見出され、荒木経惟氏に感化される形で写真集「Tokyo Dance」を発表後、今にいたるまで、風景や人物の奥にある生々しい"情景"を捉える写真家として、国内外で注目を集めています。


本展は6月11日に刊行する写真集「KARTE」(カルテ)とリンクする内容です。「KARTE」とは、ファッションモデル、竹下玲奈さんを撮影したシリーズ。ファッション誌「GINGER」の竹下さんの連載「Cast」で撮影を担当してきた笠井氏は、プライベートでも彼女と数年間に渡りフォトセッションを重ねてきました。彼女は、プロフェッショナル・モデルという仕事を「人と人が織りなす関係性についての根源的な表現」と捉え、カメラの前で自分の可能性を追求している、と言い、その点で共鳴し合う笠井氏とは、ありとあらゆる距離感でセッションを続けて来ました。このシリーズには、ファッション誌などで見られる竹下玲奈ではない、別種なトーンの彼女の身体性がまざまざと"カルテ"の上に描きとめられており、ひとりの女性を継続的に描く写真の面白さが込められています。


モノクロ、カラー共に大小様々なサイズのプリントを織り交ぜて、約50点で構成。プリント作品は全て販売されます。


写真集「KARTE」発売
定価 : 3,000円(税込) 仕様 : A4サイズ 約280ページ 発行 : Noyuk



笠井爾示(かさいちかし)写真家


1970年東京生まれ。80年から8年間ドイツで学び帰国。95年多摩美術大学卒業後、96年に初の個展「Tokyo Dance」(Taka Ishii Gallery)を開催。翌年、写真集「Tokyo Dance」「Danse Double」を刊行して注目を集め、ストックホルムとニューヨークにて個展を開く。98年、写真集「波珠」(青幻舎)を刊行。02年にロンドンのバービカン・アートセンターの企画展「Electric Dreams」、03年にはハンブルクのグループ展「Japan, Contemporary Photography」に参加。広告や雑誌、CDジャケット、俳優・女優たちのポートレート撮影を多数手がけている。


http://www.kasaichikashi.com/


竹下玲奈(たけしたれな)モデル


1981年、鹿児島生まれ。雑誌「MORE」「Style」「SWEET」「Oggi」「or」「GINGER」などのファッション誌でモデルとして活躍。広告やテレビ番組にも出演多数。


http://www.renatakeshita.jp/


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2010.05.04 Tuesday

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Iida


飯田かずな 水中庭園


2010年5月28日(金)- 6月9日(水)11:00-20:00


色彩を独特にディフォルメして絵画のように仕上げたポートレートや、奇想天外なシチュエーションフォト。それが飯田かずな氏の写真世界です。時に過剰なジョークに富み、甘美なノスタルジーにも浸れるその空想図絵は、実の祖父母を題材にした「富子と君作」シリーズで注目を集め、その後、チョナン・カン、おすぎとピーコ、松嶋尚美や槇原敬之など、多くのポップアイコンが彼女のファインダーの前に手招きされてきました。それらの写真は大衆向けコマーシャルの衣を借りた巧みなコンセプチュアルアートでもあり、写真や絵画に対するメタ的アプローチとしても成功を勝ち得ています。


本展は、そうした世間一般で知られる飯田氏のパブリックワークに隠れていた、プライベートワークにフォーカスするものです。水に棲む生物の美しさに魅せられ、約10年ほど旅先で撮りためてきた「水中庭園」のシリーズ。多様で微妙な光の乱射が永遠に続くかのような「庭園」に、ゆらゆらと感覚のままに行き来する小さな生命の不思議は、彼女にとっても、コンセプトに縛られずにレンズを向けられる開放空間であり続けてきました。水の中の複雑な彩りが美しく強調され、生物のフォルムは滑らかで癒されるような階調によって捉えられており、コマーシャルワークの裏で飯田氏がずっと抱えて来た美意識の源泉が何であったのかを教えてくれる、自己解題の作としても興味深く眺めることができるでしょう。画材用紙を使ったプリント1点ずつにラメやホロなどで光彩を加えた、珍しいメディアミックス手法による作品約30点を発表します。



飯田かずな フォトグラファー


1973年東京生まれ。東京工芸大学在学中よりマガジンハウスでアシスタントを開始、その後フリーのフォトグラファーとなる。主にフォトショップでデジタル加工したビビッドな作風で雑誌、広告、CDジャケットなど多方面で活動している。主な仕事に、鈴木おさむ著「ブスの瞳に恋してる」シリーズの書籍カバー、槇原敬之「悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。」ジャケット、オセロ松嶋尚美写真集「color ''いろ''の魔法」など。また、映画「ハンサム☆スーツ」「ラブ☆コン」ではフォトグラファーとして撮影の他、本編でアートディレクターとしてビジュアル全般のディレクションも担当している。


http://iidakazuna.com/
http://ameblo.jp/kznkzn/


「ARTISTS」に、飯田かずなさんのインタビューを掲載。
http://www.galleryspeakfor.com/?mode=f17


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2010.04.20 Tuesday

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PMKen


P.M.Ken cross point


2010年5月14日(金)- 26日(水)11:00-20:00


様々な分野でグローバル化が進んだ現代社会では、ジェット機で何時間も飛ぶほどに遠く離れた異境の地であっても、日常空間や消費生活のリアリティの上では、さほど隔絶されてはいません。よく似た文化が複雑な影響関係を経て各都市に根付いており、異国情緒に浸るのにも軽い苦労が伴うほどです。コマーシャルフォトグラファーとして活躍するP.M.Ken氏は、折に触れて海外の街を旅する中で、そうした今日の都市像に着目して作品に置き換えることを始めました。本展はその成果を公開する初めての個展となります。


海外の街と東京の街のシティスケープをデジタルカメラで収め、合成加工を施して新しい風景写真として再生する。それが「cross point」シリーズです。この中では、東京のストリートが世界各地と隣り合わせになり、街や人々は時空をさりげなく交差して、異文化は互いに流れ込み合います。「それぞれの国や文化から生まれたものが海を越え融合し、ユニバーサルな価値が日常に溢れている」、P.M.Ken氏はそんな実態を象徴的に、リアルな視覚体験として具現化しようとしました。


誰しも旅の途中で無意識に想像するリアリティのワープ。それがあたかも建築写真のように精緻なシティスケープに置き換えられ、戯れのコラージュや妄想を遠く超えた驚くべき世界観を示しています。これらを目撃した後においては既存の街のほうが「遺跡」のように感じられるかも知れません。本展では、印画用和紙を使ったアイリスプリントによるモノクローム作品、約20点が展示・販売されます。



P.M.Ken フォトグラファー


1990年、東京造形大学卒業後、フリーのフォトグラファーとして独立。96年、初めての個展を開催。この頃よりMacとフォトショップを駆使した合成写真に取り組み始める。その独特のスキルとアイディアで、「VOGUE」誌や、Dior、M-floなど、ファッションとミュージックビジュアルの分野を中心に国内外で活躍中。2005年と2008年にストアイベント「one night digital photo show」をAPPLE STORE GINZAにて開催。2006年、Photoshop Worldにデモンストレーターとして出演。


http://www.pmken.com


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2010.04.07 Wednesday

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TENKI


三田真一 with TENKI 連続の断片


2010年4月30日(金)- 5月12日(水)11:00-20:00


TENKIは、スタイリストの三田真一、ステインアーティストの土屋秋恆、ファッションデザイナーのスズキタカユキによるユニット。二次元、三次元、ファッション、アートなど、ジャンルや概念にとらわれずに「美しさ」を追求し、革新的な独自の表現活動を続けています。


本展はTENKIが「Art Fit」と題し三部構成で行ってきた展覧会の第三弾。第一弾は土屋秋恆ディレクションにて「tawami」(09年12月)、第二弾はスズキタカユキのディレクションにて「重【e】」(10年2月)を開催しましたが、本展は三田真一のディレクションによるものとなります。


タイトル/テーマは「連続の断片」です。一本一本の木によって構成される森は、時にそれ自体が巨大な一本の樹木のように見えることがあります。また個々の樹木を構成する枝葉も樹木のような形をしています。一般にフラクタル現象と呼ばれる、こうしたミクロとマクロの共通する連続性に着目し、その真理を私たちの生活環境の中へと通じさせながら、断片的に表現しようとするのが本展の目論見です。作品はほとんど全て購入できるものになり、オリジナルTシャツなども販売されます。また本展会期に合わせ、ギャラリー階下のSPEAK FOR SPACEでも、TENKIのこれまでの足跡が一望できるアーカイブス中心の展示も行います。



三田真一 スタイリスト


1995年、スタイリスト熊谷隆志氏に師事し、97年からスタイリストとしての活動を開始。その翌年渡英、ロンドンを拠点としヨーロッパの雑誌、広告を中心とした活動を経て、2001年帰国後、ファッション誌、広告、ミュージック・ビジュアルなどを多数手がけ現在に至る。


http://www.shinichi-miter.com/


土屋秋恆 ステインアーティスト


南北墨画会師範。1992年斉藤南北氏、寺山南楊氏、両氏に水墨画を師事しわずか2年という異例の早さで師範となる。2009年、全国水墨画研究会合同展(日中合同公募展)大賞を受賞。その他、Christian Dior、TOMMY HILFIGER、LEXUS、VISA、NOKIA、CHIVAS REGALなど世界各国で開催されたトップブランドのVIPパーティにてライブパフォーマンスを披露。


http://www.kusindo.com/


スズキタカユキ ファッションデザイナー


1975年愛知県生まれ。東京造形大学在学中に友人と開いた展示会をきっかけに映画、ダンス、ミュージシャンなどの衣裳を手がけるようになる。2002-03A/Wからsuzukitakayukiとしてブランドを立ち上げ、2007年より東京コレクションに参加。2008年からオーガニックコットンに特化した「ikkuna_suzuki takayuki」や、企画・コラボレーションライン「toha」をスタート。


http://www.suzukitakayuki.com/


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2010.03.10 Wednesday

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chochin


ミック・イタヤ 提灯


2010年4月2日(金)- 28日(水)11:00-20:00


星や天使、神話的なファンタジー世界など、ロマンティックで洗練されたアートワークで知られるミック・イタヤ氏。カセットテープ付きの雑誌「TRA/トラ」や、架空の国=ステラ王国を舞台にしたプリンセス・ステラをモチーフにしたプライベートブランド「STELLAFINE/ステラフィーネ」のプロデュースなど、画家、デザイナーの範疇を超えた包括的な世界観の創出とさえ言える仕事の数々は、メディア界やデザイン界に大きな影響を与えてきました。


その彼が近年、興味を深めているのは、幽玄や禅味など和の美、日本の伝統工芸と自らの本質を融合させることです。彼自身、古くから提灯の産地として伝統ある水戸の生まれであり、幼なじみが提灯製造問屋「鈴木茂兵衛商店」を営む縁もあって、オリジナルデザインによる「夜梅提灯」を2009年、偕楽園好文亭で発表。機能美に溢れ、インテリアデザインとしてもユニークなその作品は大きな話題を呼びました。


本展は、その話題さめやらぬうちに構想を進化させ、形にした新作を一堂に紹介するものです。イタヤ氏は、提灯のあかりの「あたたかさ、生き生きとした魅力」に、ユニバーサルで新しいアプローチの余地を読んだと言います。暗闇の中で、ほっとする気持ちを与えられる"灯のコミュニケーション力"を鍵として、現代的な感覚を持ったインテリアやオブジェ、さらには身につけるアクセサリーとして提灯を捉え直しました。


個人宅のインテリアにマッチしそうな大小の新作40点あまり。さらにアクセサリーやグッズ類なども含め、GALLERY SPEAK FORの空間にインスタレーションされます。いずれも数千円〜約5万円以内の価格帯で購入できるものが中心です。和の美意識がもっと羽ばたけるファンタジー。そんなイタヤ氏らしい世界観を会場全体で体感いただけることと思います。


協力 : 株式会社 鈴木茂兵衛商店


【ギャラリートーク開催】
2010年4月2日(金)19:00(〜19:30)
作品解説=ミック・イタヤ 聞き手=菅付雅信(編集者)



ミック・イタヤ ビジュアルアーティスト


多摩美術大学卒業後、フリーランスのイラストレーター、デザイナーとして独立。80年代のカセットマガジンTRA/トラや、90年代のプライベートブランドSTELLAFINE/ステラフィーネなど、メディアを横断するアートワークとプロデュースで注目を集めた。CDアルバムや本のデザイン、アートディレション、テキスタイル、ファッションやグッズなどのプロダクション、映像や音楽活動などを多彩に展開中。2009年夏、軽井沢・田崎美術館にて「コロナ」展を開催。


「ARTISTS」に、ミック・イタヤさんのインタビューを掲載。
http://www.galleryspeakfor.com/?mode=f8


EXHIBITION ARCHIVES

2010.03.03 Wednesday

過去の展示

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デビルロボッツ CUTE & EVIL HISTORY


2010年3月19日(金)- 31日(水)11:00-20:00


90年代後半の大人向けキャラクター&トイ・ムーブメントに衝撃的な一石を投じたのが、デビルロボッツの「トーフ親子」でした。万人がかわいいと認める、それまでのステレオタイプなキャラではなく、崩れそうな質感の「トーフ」に、奇想天外なストーリーのかけ合わせ。一躍「ゆるキャラ」「脱力キャラ」として注目され、アニメ、KUBRICK、カプセルトイなどトイ業界に新しいマーケティングを持ち込みました。


トーフなのに冒険的。そんな相反するもの同士の融合点作りはデビルロボッツの得意技です。怖さが裏から引き立てるキュートさ、平面からフラッシュアニメが立ち上がり、トイなのにアートのテンションがある。「スーパーフラット」以後の現代アートから遠く飛び立ち、リアルマーケットを突き動かしながら踏み込む作品づくりは、海外でも広く支持されています。


本展は、そのトーフ親子をはじめとするデビルロボッツの"神話"を解き、アートとして捕捉し直すものです。これまでの代表作をコレクションするだけでなく、マンガやアニメ制作の裏側にあった手描きのラフスケッチなどを織り交ぜて創作の息づかいを伝えつつ、数々のお宝トイやグッズなどとともに販売します。GALLERY SPEAK FORによる「HISTORY」シリーズの第2回です。



デビルロポッツ デザイナー / 映像クリエイター / アーティスト


キタイシンイチロウ率いる5人で構成するクリエイティブチーム。1997年に設立。キャラクター「トーフ親子」を発表し、2001年にメディコムトイよりKUBRICKとしてフィギュア化。その後アニメ化されDVDや絵本などに展開された。他にCDジャケット、アパレルブランドの広告デザインや、テレビ番組のオープニング、ジングルなどの映像を手がける。パリのcoletteを含む海外各所での展覧会も多数。


http://www.dvrb.jp/w/


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2010.02.19 Friday

過去の展示

ukai


ジェリー鵜飼 HOME ALONE


2010年3月5日(金)- 17日(水)11:00-20:00


90年代以降、グローバルな視野を持ちつつ狭い領域を掘り下げて楽しむ、そんなグローカルカルチャーが注目されてきましたが、ジェリー鵜飼(うかい)氏の手から生まれるグラフィックの数々は、そのエッセンスで人々を魅了してきました。


乾いたアメリカンポップ・ミックスを持ち味としつつも、固有の型にはまらず、ファッションやデザインだけでなく、スケートボードから格闘技などローカルイシューの潮流にも、個人の自由なフットワークを活かして積極的にリンク。フリーペーパー「bock」の元編集長であり、雑誌「TOKION」のアートディレクションも手がけた彼は編集者的な才覚と経験も豊富で、時に、五木田智央、神崎潤子、湯沢薫ら多彩なアーティストとユニットを組み、ミクロなアクティビティでマクロなトレンドに矢を引いてきました。


本展では、デザイナーやユニットとしての活動で隠れがちな鵜飼氏本人のクリエイションにフォーカスを当て、初めての個展として組み立てるものです。これまで手がけたドローイング、デザインコラージュ、立体作品などアーカイブをリプリントして展示する他、マコーレー・カルキン主演の映画「ホームアローン」('90)からインスピレーションを得た新作シリーズも紹介します。Tシャツや雑誌、グッズ類など、過去の希少な「名作」も収集して展示・販売いたします。



ジェリー鵜飼 デザイナー / アーティスト


静岡県出身。1995年、アーティストの五木田智央とともにデザインユニット「ADS」を組む。解散後はデザイナー、アーティストとして活動中。ヤン富田、LITTLE CREATURES、SPECIAL OTHERS、369などのCDジャケット、FINAL HOME、PAUL & JOE、MARC JACOBS、JOURNAL STANDARDなどの広告やパンフレット類を手がけて来た。スタイリスト岡部文彦が主催するVALLICANSに加入し野外活動も積極的に取り組みだしている。


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